火を噴くプロジェクトのよくあるパターン
今まで味わった火のついてるプロジェクトの共通パターン。
技術の使い方が間違ってる
オブジェクト指向も、DIもアスペクトも、O/Rも全て実装レベルのテクニックではなく、設計レベルの代物。
そこを理解せずに、なんとなくで使ってみると悲惨なまでに余計な工数が一気に増える。
当然のごとくプロジェクトが炎上する。
オブジェクト指向のできてない設計
クラス内にメソッド一つとかいう COBOL 設計。何処でも良く見るといわれるパターン。
メソッド内に複数の処理が存在するので、保守性も悪く、影響も出やすい。
きちんとオブジェクト指向して欲しいと願う。
とある一こまの会話
飲み会の席で、知り合いと会話したときのこと。
相手「新しい技術って、現場だけ知ってればいいのでは?」 私「無理です。少なくとも設計レベルで適用できないと、余計な作業が増えるだけです」
この回答がぴんと来なかったのか
相手「新しい技術を使うというのは、山登りで言えばGPSを持って歩くようなものでしょう?」
お酒で頭が回っていなかったし、たとえが分からなくてうまい回答がそのとき出来なかったのは個人的に痛恨だった。
このときの回答はきっと「山登りなら、自転車を投入するようなものです。きちんと自転車用登山ルートを計画(設計)すれば、やや遠回り(設計コスト)でも素早く登れますが、歩き用登山ルート(昔の設計)だと自転車を担いで登るハメになります。」位が正しかったのかも知れない。
幸い、その人は開発現場にも、営業にも関わらない人だから良いようなものの、この認識が一般的な人たちの認識なのだろう。
これがエンジニアや営業の認識だとすればゾッとする。