CLR/H 勉強会行ってきた
CLR/H の勉強会に行ってきました。
個人的にメインは C#4.0 と Windows7 でした。
C#4.0
C# 4.0 の主な追加点は以下の通り。
- デフォルト引数とキーワード引数の対応
- COM コンポーネント利用の強化
- dinamic 識別子
一番最初のは、Python/Ruby/C++ ではおなじみの機能。
COM 利用に関しては、これまで COM を弄るときはラッパーライブラリが自動生成されていて、それを経由していたのが、短縮されたというお話。業務では COM 弄ることはかなり多いと思われるので、ありがたいお話。
最後の dinamic 識別子は、VB6 にあった遅延バインディングのようだ。C#3.0 で導入された匿名クラスをメソッド引数等にするときに役立ちそう。.NET4.0 の、動的ライブラリ拡張機能にどう関わるかは現時点では不明。
Windows7
2月20日に関東でカンファレンスがあるため、大きく書くわけに行かないですが、起動速度とだけいえば、OS , Application , USB認識 区別なく、XP / Vista より早い。
理由は、Vista のガジェットの削除、レジストリ、カーネルの再構築、ハードディスクアクセスの最適化、サービス起動方法の変更等が挙げられていた。
(XP ではマシン立ち上げ時にサービスを起動。その為、立ち上がりが遅い。Vista では、OS 立ち上がりを優先し、その後サービスを起動。Windows7 では、サービス要求時にサービス起動。)
個人的に Hit したのは、ウザくない UAC と、ハードディスクアクセスの速度。
Vista , UAC のウザさは折り紙付き。ハードディスクアクセスについては、ベンチマークでも大幅スコアアップが狙える程。
UI のパワーアップは Vista 使いの俺でもかなり欲しい。OS にマウスゼスチャが入ったのもいい傾向。
ウィンドウ増やしても、UI が重くならない仕掛けには驚いた。ただし、DirectX9 でゲーム作る人は、DeviceLost にはマジ注意!(細かいアーキテクチャには触れれない)
UI 自体は、Vista の操作感覚を継承しているところがあるので、OS の操作感覚が XP と異なるのは注意事項か?