『「考える技術」と「地力頭」がいっきに身につく東大思考』を読んでみた
- 作者:壱誠, 西岡
- 発売日: 2020/07/31
- メディア: 単行本
超ざっくり概要
この本は、東大生のような優秀な頭脳といわれる人間たちがどの様に思考し、また自分たちがどうすればその様な考え方ができるのかを教えてくれる本である。
超ざっくり要点
要点1 : 生まれ持った才能ではない
東大生は生まれがすごいとか、持って生まれた才能とかではない。
考え方が違うから、芋づるで学習効率がバカ高いのだ。
凡人とてそれが一切出来ない訳ではない。
意識的に練習していくことでそれを鍛えることができる。
要点2: 物事の本質をとらえることができるから学習効率もいいし、問題解決能力だって高い
物事や情報には必ず本質がある。
歴史的出来事には背景や原因があるし、単語なら派生元の語源の意味に引きずられるし、手段の前に目的はあり、ひらめきの前に視点がある。
本質を捉えることで、記憶も応用も解決もやりやすくなる。
そのためには以下の思考方法を行う。
- 原因思考: すべての事に原因があると考え深掘りすること
- 上流思考: すべての出来事にはそれに至る経緯が存在することを理解し、源流を見つけること
- 目的思考: すべての手段には目的が存在するので、目的を追う事で、どうしてその手段を取るのかを理解する
- 裏側思考: ある情報に対して、必ず複数の視点(極論すると対立・反対の視点)で検証する
感想
実践や練習課題大好き、実際に行ってみて覚えるタイプの人にハマり。
(というか自分がそれ系なので、体感できる系の本しか気力が沸かない)
技術書を読むような人(技術書展行くような人)なら、読んだ後直ぐに試したくなる系の本です。
内容も練習課題的なものもあって、実際に調べながら・体感しながら進められるので、やり方説明も十分してくれます。