技術をかじる猫

適当に気になった技術や言語、思ったこと考えた事など。

最近アップロードした動画類

CSV ファイルを Python で加工する

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ヨドバシゴールドポイントカードの CSV ファイルを、Zaim という家計簿管理ソフトの CSV 取り込みにやりやすいように加工するサンプル。

Python の技術要素

【初級向け】 Salesforce LWC の @api / @wire の使い方

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Salesforce 上の Lightning Web Component にてよく利用される、@api と @wire の意味と使い方について説明します。

Salesforce 技術要素

  • LWC 、デコレータ

JavaScriptの変数スコープのちょっと深い話

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JavaScript の変数スコープ、ブロックスコープとファンクションスコープの他、関連する話題としてバインド、レキシカルスコープなどについて説明します。

技術要素

JavaScript関数のちょっと深い話

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JavaScript の関数の宣言、引数の書き方や機能は、思ったより多い物。 ここでは普通の関数宣言や引数だけでなく、関数のスコープや扱いなどを説明します。

技術要素:

  • 関数  - 関数の即時呼び出し構文  - 関数の巻き上げ  - 関数オブジェクト  - 高階関数  - 関数のスコープ
  • 引数  - 引数名の衝突と変数での上書き  - 引数の数を外から確認する  - デフォルト引数、残余引数  - 分割代入  - arguments オブジェクト

敗者のゲーム(11-12)

この記事

前回の続き

white-azalea.hatenablog.jp

  • 11章:収益率の特徴と中身
  • 12章:リスクが収益を生み出す
  • この記事
  • 超ざっくり各章まとめ
  • 11章 収益率の特徴と中身
    • 普通株の評価を決めるのはなにか
    • 投資収益率の3つの特徴
    • チャンスと思える投資機会に出会ったら
  • リスクが収益を生み出す
    • 三つのリスク
    • 市場リスクをいかに管理するか

超ざっくり各章まとめ

  • 11章:値上がり益はリスクがあるからこそ、リスクを織り込んで高くなる。
  • 12章:市場のリスクは認識しておけ。
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敗者のゲーム(9-10)

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「敗者のゲーム」を各章単位でざっくりまとめていくよ。
9-10章

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  • 超ざっくり各章まとめ
  • 9章 運用につきまとう矛盾
  • 10章 「時間」が教える投資の魅力

超ざっくり各章まとめ

  • 9章 : 自分のリスク、知識レベル、収入などを考えて、自分に合った投資方法、ポートフォリオを考えよう。
    因みに、FPに相談するなら、6つのポイントを押さえて相談しよう。
  • 10章 : 短期と長期では投資方法自体が大きく変わる。短期であるほど振れ幅は大きいから、安全資産へも投資が必要になる。
    だが、長期視点で投資するなら、より収益性を狙った投資ができる。
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敗者のゲーム(7-8)

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「敗者のゲーム」を各章単位でざっくりまとめていくよ。
7-8 章。

超ざっくりまとめ

一言でまとめるとこんな感じ。

  • 7 章 : インデックス投資は無駄な情報集や判断をすっ飛ばして、長期的なポートフォリオ戦略に注力できるよ。
  • 8 章 : 感情やバイアス、思い込みで失敗する事は多い。ともかく冷静に、リスク回避を心がけよう。
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読書:敗者のゲーム(3)

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「敗者のゲーム」を各章単位でざっくりまとめていくよ。
前の記事たち

5, 6 章分です。

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  • 五章 「ミスター・マーケット」と「ミスター・バリュー」
    • いたずら好きのミスター・マーケット
    • 株式市場と「平均への回帰」
    • 個人的感想
  • 六章 インデックス・ファンドは投資のドリームチーム
    • 市場を反映するインデックス・ファンド
    • ウォーレンバフェットの教訓
    • 投資で成功するために適切な資産分配をしよう
    • 個人的感想

五章 「ミスター・マーケット」と「ミスター・バリュー」

マーケット(市場)とバリュー(企業収益と配当)をキャラクターとして表現している章。
マーケットは変化に富んで興味深い対象で、皆注目する。
一方で、バリューは軽視されがちだ。

いたずら好きのミスター・マーケット

市場は浮き沈みが激しく、投資家(トレーダー)を翻弄する。
一方でバリューは黙々と仕事をして、配当を配る。
長期的にはバリューは市場に勝つ。

長期投資を考えるなら、一次的な市場の上下に振り回されてはならない。
実態としての企業への投資、企業収益と配当に注目せよ。

市場の大まかな動きは、歴史から学ぶことができる。
これまで株式市場がどう動いたか学べば、市場の本質が分かるし、今後の方向も分かるようになる。

株式市場と「平均への回帰」

PER*1 が高い物はそう長く続かず、利益と PER が極端に上昇なり下降なりすると、以降で下落なり上昇なりの圧力になる。
結局平均がどこかにあって、長期間の軸で見れば平均に回帰する。

時流に乗った企業というのもあるにはある。
短期的にはこのような動きもあるが、これらも企業である以上、その株価の流れは他の企業とさして変わらないとのこと。

そのため、一番危険なのは、投資に夢中になりすぎて短期的視野で動いてしまう事。

個人的感想

アベノミクス当初も期待感だけで、実態以上の株価の上昇局面はあった。
確かに浮き沈みは激しい…その後の金融緩和で株価は上昇し続けはしたが…

「平均への回帰」に関しては、GAFAM は市場で支配的になり過ぎている感はある…。
NASDAQ 上ではこれらは「我こそが市場だ」と言わんばかりの様相まで呈している…この本が出た後にこんな企業が出てるので、やはり市場は水物と見るべきか…?
それとも長期視点ではこれら企業も平均に回帰していくのか…(平均が高いまま生き残りそうではあるが…)

興味は尽きない

*1:一株当たりの収益に対する、株価の倍率

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敗者のゲーム(2-4)

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「敗者のゲーム」を各章単位でざっくりまとめていくよ。

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  • 第二章「運用機関の本当の役割」
    • 運用機関の3つの課題
    • 個人的所感
  • 第三章「厳粛なる現実」
    • 長期的視野に立つアドバイスに耳を傾けよう
    • 個人的所感
  • 第四章「それでも市場に勝ちたいなら」
    • 市場タイミングに賭けるべきでない理由
    • 4つのリターン向上策
    • 4つのリターン向上策の問題点
    • 投資の四つの基本原則
    • 個人的所感

第二章「運用機関の本当の役割」

資産運用の仕事は本来二つある。

  • 顧客である投資家のために最善を尽くす
  • 利益追及の事業

しかし運用機関はビジネス(後者)を優先しがち。
前者で顧客満足度を出すには、今の市場で競争相手に勝つのは難しい。

尚、前者は「運用」と「運用アドバイス」がある。

運用機関の3つの課題

  • ファンドマネージャの使命を「市場に勝つこと」と勘違いしてる。
    「敗者のゲーム」な現代でコレはキツイ。
  • 短期収益志向が強まってる。
    市場価格・報酬の増加、手数料の増加で、運用機関の利益が高くなって、運用機関の経営陣も集客できる分かりやすい数値が欲しい。
  • 運用アドバイスの重要性を見失ってる。
    一般投資家は自分の知識、技術、リスク許容度、収入、運用機関、目的等を踏まえてバランスの取れたアドバイスが欲しい。
    別に市場に勝つことを求めてる訳ではない。
    でも前者二つに傾倒されては…

個人的所感

【短期収益志向】…テーマや、流行によるゴミ投資信託が乱立する背景はコレか…
そしてこんなファンドを大量に作るなら、そりゃ個人投資家に勧めたくもなるよなぁ…

そりゃ投資に負けて市場から退場する個人投資家が多いわけだよ(==;

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読書:敗者のゲーム(1)

これを読み始めたので、第一章の要約。

運用は「敗者のゲーム」になった

多くのアクティブファンドは指数に負ける。
取引所の取引の 99% が機関投資家、つまりアクティブファンドであるため、実質市場≒機関投資家である。
そのため機関投資家は自分自身を超えていかねばインデックスに勝つことができず、そして勝つためには他の機関投資家より良いアナリスト、システムなどのコストが必要。
結局運用費は上がるので、インデックスに負ける「敗者のゲーム」と化した。

「勝者のゲーム」と「敗者のゲーム」

勝つために手を打って戦うゲームは「勝者のゲーム」で、ミスを打たずに相手の失敗に賭けるゲームは「敗者のゲーム」。
ゴルフは原則的にミスショットを避ける「敗者のゲーム」。

勝者のゲームはガチ勢が集まってしまって、上位層による「敗者のゲーム」と化してしまう。
現在の資産運用が丁度これに当たる(プロだらけの中で株の売買をやってる状態)。
結果、短期的にマーケットに勝つことはあっても、長期的にわたって市場平均以上のお成績を出せる投資信託はきわめて限られる。

「コスト」以上の成績を上げるには

市場収益率が7%で、ファンドの全コストは平均で 3.25% その上で市場平均を超えるなら、10.25% の成績を出す必要がある。
それを機関投資家だらけの世界で達成するのは難しい。

「敗者のゲーム」に勝つために

市場を忠実に反映し、市場に負けないインデックス・ファンド一択。
常に目的達成を最優先し、相場に振り回されずに資産運用すべき。

要するにぶれずに辛抱強く貫くことが勝者のゲームにすることができる。
これが本書で言いたいこととのこと。