リモートデスクトップ環境をさくっとくみ上げる
外出先からOnして地デジ録画するために、さくっと環境整えてみた。
前提は以下の通り。
とりあえず自宅構成をこんな感じで設定した。
インターネット --- ルータ --- PC2:Windows7(リモート対象) |------ PC1:Linux(ローカルサーバ)
Linuxを用意する
先ずはPC1に対してLinuxを突っ込む。
ルータ --- ◎PC1:Linux(コレを用意する)
自分は開いてるPCがなかったので、適当に省電力の軽そうなのを購入したER1401。
ここに、UbuntuLinuxを突っ込む。
サーバ版でも、クライアント版でも、好きなほうで良いと思う。気が向いたときにネットしたり、2PCで調べ物したい場合もあったので、クライアント版を入れた。
入れたら、最初に端末開いて
sudo apt-get install openssh-server
で、さくっとSSHを突っ込む。
後はログオフだけして、ディスプレイ引っこ抜いてOK.
ルータでPC1,PC2 のローカルIPを固定する
このへんの設定はルータの説明書を見て欲しい。
PC1、PC2を MAC アドレス指定でローカルIPを固定化する。
一応、Windows側とLinux側のMACアドレスの表示方法だけ記載。
参考までに、ウチの構成はこんな形。
ルータ(192.168.0.1) --- (192.168.0.10) PC1:Linux |---- (192.168.0.11) PC2:Windows7
ルータでポート転送設定を行う
とりあえず、グローバルアドレスの22番ポートでアクセスされた際に、ローカルPC1に転送できればOKです。
こちらもルータの説明書を見て欲しい。機種によって説明がまちまちだったりする。
「ポートマッピング」「静的IPマスカレード」とか色々呼び名があります。
インターネット ---> (GlobalIP:22)ルータ(192.168.0.1) ---> (192.168.0.10:22)PC1 : Linux
PC2 でリモートデスクトップを有効にする
[スタート]-[コントロールパネル]-[システムとセキュリティ]-システムの項目より[リモートアクセスの許可]をクリック
セキュリティ設定は任せた!
これで基本的な準備は完了。
リモートデスクトップをしてみる
クライアントマシンから、TeraTermを起動してルータのグローバルIPアドレスに対してSSHをかける。
クライアント ---> インターネット ---> (GlobalIP:22)ルータ(192.168.0.1) ---> (192.168.0.10:22)PC1 : Linux
接続したら、[設定]-[SSH転送]を指定し、ローカルポート「4389」リモート側ホスト「192.168.0.11」ポート「3389」を指定する。
クライアント(localhost:4389) ---> ( インターネット ---> (GlobalIP:22)ルータ(192.168.0.1) ---> (192.168.0.10:22)PC1 : Linux ) ---> (192.168.0.11:3389) PC2 : Windows7
最後に、TeraTerm を起動したまま、クライアント側でリモートデスクトップを「localhost:4389」で接続する。
すると上記の経路で、PC2につながる。
記憶がさだかじゃないけど、SSHトンネリングという呼び名だった気がする。