本当に日記
元記事がこれ
http://mainichi.jp/select/jiken/coldcase/news/20090725org00m040027000c.html
痛いニュースがこれ
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1286881.html
まぁいつもの 2ch らしく、正論、感情的な意見と、いろいろ飛び交ってるわけですが、毎回思うこととして、この記事の教諭や、この手の手合いの意見は殆ど信仰に近い*1。
信仰の一番の根幹は価値観と、価値観の共有。だから否定されれば感情的にもなるし、回りに伝わればヒステリーにもなる。
まして、敵対する意見はそれがどれだけ正論でも聞く耳は持たないし、理解もしない(もしくはできない)。結局のところ、人間は感情の生き物、、、、という結論に落ち着いてしまう。*2
経験したことも無いものに対する価値観を変えさせるというのは非常に大変だ。ほぼ不可能だと考えても良い。
ダーウィンの進化論然り、地動説然り、魔女狩り然り。
両者ともに、広まったのは同じ価値観を持つ人間が増え、かつ、古い価値観の人間が(寿命なりなんなりで)減りだしてからだ。
極端な例過ぎて、まるでこの教諭の意見に反対してるようにも書いてしまったがそうでもない。自身の教え子が、巻き込まれて死んでしまえば、当然価値観も変わる。これは経験に勝る信仰は無いからだ。どんな非科学的で、理不尽な現象でも、経験すれば認めざるを得なくなる。周囲の人間の心情を考えても、この反応は正常の範疇だ。
むしろ、住民の心情も世論の考察もせずに、このようなレジャー施設を作成しようとした会社側に非があると見られるのは当然の結果だろう。
価値観の話に戻すと、その意味では、2ch や Web はある意味で祝福のように思われる。さまざまな人、意見が常に集まるからだ。
無論、見もしないで否定的意見を出すのも居れば、知っていても正当性のある否定意見を出す人も居るだろう。
「だ が そ れ が よ い 。」
可能な限り若いうちから、さまざまな意見を見て、それを(たとえ誤解だとしても)解釈するというのは、ひとつの目線に縛られず、さまざまな視点で物事を捉えることができるようになる。*3