カイゼン・ジャーニー一周年記念イベント〜私たちのジャーニー〜
と言うのに参加してみた。
タイパーじゃないので、かなりの漏れはあって、口調みたいなものが消えて訳本臭い書き方になってたりもするけど気にしないで欲しい。
マジでテープレコーダーとかビデオとか買おうかな…
https://devlove.doorkeeper.jp/events/87126
主催: 市谷さん、新井さん
dev summit にて、技術書大賞があった。 そこで大賞は取り損ねたのだけど…
カイゼンジャーニーは現場で越境(役割やこれまでの慣習を断ち切ってすすむ)の為の本。 一人型初めて、チームになって、みんなを巻き込む所まで。 段階を追って行く。
ジャーニーって誰のジャーニーなのか? これは著者の経験、記録から編集して構成してる。
- 西村さん:agile samurai の訳者。
カイゼンジャーニーの西方さんは、西村さんがモデル。 - 楽天の及部さん: アジャイル系で登壇しまくるチャレンジャー(逆境好き)の人。
主人公の江ノ島さんのモデル。 - 角谷さん: 2007 年のデブサミで喋った人。石神さんのモデル。
- 竹本さん: がたせさんのモデル。二人なら始めれる、もっと変えられるって言い出した人のモデル。
devlove の発祥の人。
こうした人たちのジャーニー、それがカイゼンジャーニー。
ソフトウェア開発の今ココに適用するために
新井さん
新たな出会い、組織の変え方、組織のありかた、カイゼン
一人で全部やると、色々見える。自分の限界も…。
いろんな人に会っても、なんとかしたいとは皆思ってる。
それって全部昔から言われてる事だという事に気づく。
じゃぁ組織を変えるか?
アーキは組織に従い、組織はアーキに従っちゃう。
組織の成熟に合わせて、SL 理論に従って、プラクティスを変えていく。
フェーズに合わせてチームを作っていくのがいい。
フレームワーク主題はNGで、結局人をみてプラクティスを選ぶ。
承認を得るってめんどくさい、やってしまえ。
自己組織や心理安全は難しいので、振り返りなどを地道にやってく。
日本でやる気がある社員て 6% しかいない。
昔はそいつらだけで組織を回してたんだ。
でも最近は色々変化がある。
欲求にはステージがあった。自分が安定していくと、次の欲求に移る。
自己承認が満たされれば、ひと旗上げるか…みたいな。
でも最近は、金がなくてもミュージシャンを目指すみたいな人が増えてきた。
ここでしかも成功するのは Giver それも自己犠牲ではなくて、他者依存的(他人の喜ぶ顔が見たい系)な人が成功する。
組織として成功するなら、Give&Take という本で言うところの、Giver を育てるんだ。
この人たちは、そうでない人と同じ評価しちゃだめだ。
画一的にしてしまうと、彼らは他人の評価を上げてしまうからだ。
貢献によるハイってのがあって、こういうのって、結局他の人の笑顔が原動力になる。
それが結局自分のモチベーションに繋がるという。
だからこう言う人を活かす組織にしたい。
それはむずかしいのだけど。
まずは発信していこう。
小さく変化を作って、少しづつ楽しくしていくんだ。
我々に越境できない境界はない
市谷さん(@papanda)
主に仮説検証型のアジャイル開発をするということをしている。
改善ジャーニーの反響大きくて、結構サーチしてる。
越境してる人たちを追いかけてきたのだけど、中には、自分ですでに越境して、他人の越境を手伝ってる人たちもいる。
こういう人と皆で触れ合う場が必要だ。
それがデブサミ。それは組織を超えた学びの場だ。
そんな場を作って、次に引き継ぐ。
かつてコミュニティは「野戦病院」と言ってた。
元気を得て、戻るべき場所(戦場)に戻っていくという感じだった。
もう一度そういう海底に沈んでた様なコミュニティを引き上げて、改善ジャーニーをガソリンにして突っ走らせる。
ではコミュニティから帰る先、自分の居場所ってなんだろう?
会社かもしれないし、他の場所かもしれない。
その場所ってなんで自分がいる場所なんだろう?見つめなおしてもいいかも知れない。
人をリソースで数える時代は終わらせよう、一人の人間が何に時間を使うか?そう言うポートフォリオの時代が来るはずだ。
ギグ化(文脈から離れて、なんとなく皆で集まって好き勝手に協力する様な変化)する社会になっていくはずだ。
もちろん組織として働き方もあるし、自分で選んで仕事をすることもある。これはギルドとして共に作るイメージが欲しい。
会社ではない、寄り合いという様な不思議な組織。
TheAgileGuild これは Spotify の組織論を元にしてる。
チームがあっても、チームとは別の枠組みを横断的に固める。
https://lean-trenches.com/scaling-agile-at-spotify-ja/
チームは思想で集まればよい。
役割、交流の場、ルール、共有。これらがあれば良い。
このチームって…「必殺仕事人!」マジで?
こうありたいという価値観を悩んで考えて、そこから逆算して、居場所を作っていく。
で、人を動かすのに、必要なのが信用か共創。信用は積み重ねだけど、共創は、共感から始まる。
共感で集まって、お互いを理解して、信用に変える。そして話を広げる。
ギルドのクラス制度:
いろんな人が集まる。そこに突然仕事を投げてもまとまらない。
だから、学級(class)を作って、事前に皆のスキルを相互理解しておく。
師範の市販:
師範を必要に応じて得るんだ。
チームの学習を効率よくいける
GuildHub:
チームビルディングツール。
プロダクトオーナーリングがしんどい。
手段に恋をするな、目的に忠誠を誓え!
今後の日本の問題は、地域から露出すす。
これは少子化とか、高齢化とかが顕著だからだ。
地域からの越境という取り組みは、デブサミ2017 から始めてる。
勝手に一人で始めたローカルかんばんから始まったチーム開発
木目沢康廣さん
宮城県からの参加。
土地柄、コーチも呼びにくい環境。
自己流でアジャイルやろうとして、結構な失敗続きだった。
結果のないスプリントがあるとか、振り返りもうまく回ってない。
皆ローカルカンバンが嫌いだった。皆webでやりたがる。
ペアプロも否定論が大きい。
なんで一人で勝手にローカルカンバンやり始めた。
やってくうちに、カンバンが進化していく。
気づくと皆合流していく。
新卒のタイミングで、ペアプロ導入も始まった。
気づくと、チームで動いてて、会社からスクラムマスターの研修を受けれる様になった。
その後、全マネージャに広める様に…!
一人で勝手に始めるというのが全てのきっかけだ。
稼働率100%男が、稼働率100%をやめるジャーニー
塩原さん
IBI というニッチで世界を変えるメディアカンパニー
www.slideshare.net
KPI = 営業電話数…マジで?
徹底してマニュアル化していかに稼働率 100% にするか…って社会で生きてきた。
最初は、外注先に詰め込みで開発してた。
だが、上がってきたものの検証に時間がかかりすぎた。
そこで、まず改善1。契約を月契約にしてみた。
ある程度成功…だけど、結局バッチサイズが大きくて検証に時間がやっぱりかかる
改善2内製化しようか。
個人差すげえ、チームとして崩壊しそうだ。
→これ稼働100%って間違ってないか?
フロー効率性(リリースペースを上げる)と、リソース効率性(稼働100%)。
そういう考え方がある。
そこで改善2.1、1リリース1人制。
空いた人はヘルプと技術習得にしている。
これで作業負荷を均一化!
→ でも個人差埋まらない
改善2.2 ペアプロ入れて皆で学習するか(施工中)。
『カイゼン・ジャーニー係』のジャーニー
Yasufumi Moritakeさん
www.slideshare.net
カイゼン・ジャーニー係?
車内にアジャイルを広める係(自称)。
「カイゼンジャーニー係の人」と作者に聞かれて「?」となった。
もしかして他にやってる人いるのか?と思ったら、自分が唯一だった件。
社内講演してみたら大好評。チームで読書会してみたが、そっちは微妙な出来だった。
アジャイルプラクティスの実践は大成功。カイゼンジャーニーすげえわ
で、コミュニティ活動。
2017 AgileJapan でやってみて、人気が出た。
→ その繋がりで、社外講演に、レバリーズさんから、SHIFT さんに派生があった。
読者から主人公になる方法 Season1最終回
はちさん
イマジカラボの人。
www.slideshare.net
個人スキルから、チームスキルにしようという活動をしている。
一人でカンバンやったり、スクラム勉強会とか色々やってる。
いろんなプラクティスをやってみた。
そしたら社長も総務もやりだした。
ものづくりなら IT に限らない。
会社 500/1000 位広まった。
親会社からも興味あると声が出てきた。
今はお客さんにも呼ばれてきてる。
開発の立ち上げに声がかかるようになった。
結局掛け持ちが止まらない(汗
なので、プロダクトのグロースに時間が避けない。
新卒のカリキュラムを考えて実践してみた。