技術をかじる猫

適当に気になった技術や言語、思ったこと考えた事など。

アナリストの言は慎重に

毎日アナリストのIT業界の予測が出てくる。
が、やっぱ予測であり、その尺度もまちまちなのは間違いない。
特に持っていないのに批評記事を書くアナリストの言は話し半分位の価値しかない。
最新ではPSVitaでそれが多い。持っている人間の高評価と裏腹に、持たずに批評記事を書くアナリストとでギャップが激しい。
大分古い話だが、iPadの時も同じことを感じた。iPhoneを当時使っていてディベロッパーでもあった私は、間違いなく売れると確信していた。それは優秀なUIとソフト互換性を加味した上での想像だった。
しかし、アナリストはこぞって「ただのでかいiPhoneかよ、売れるわけねーよ」だった。
iPhoneも流行りだしの頃だから持たずに否定していたアナリストも多かったのかもしれない。
気づけばiPadは普及し、タブレットのジャンルを切り開き、数年後にはノートPCを駆逐するかも知れないと言われてる。
Vitaがそうなるとは私も思えないが、とにかく新しいプラットフォーム、イノベーション、技術の市場予測は、慎重に意見を読むべきだ。
事実と確証、数値を出してきているか、そもそもその筐体を所持しているか、主観が含まれていないか、このあたりが信憑性の判断基準だろう。
間違っても持っていないのに主観記事を書くアナリストを信用してはいけない。