WSL に Salesforce 開発環境を作る
「汚さず」というのはWindowsのPATHとか常駐とか増やしたくないのです。
で、どういう事かというと WSL2 に Ubuntu 突っ込んで、そこに sfdx をセットアップするという方向。
なぜセットアップかって?メインマシンに SFDX 入れてなかったからさ!
WSL2 インスコ
まずは、Windows subsystem for linux をインストールしよう。
やるならWSL2からだね。
当たり前だけど窓 10 限定。
- Powershell を管理者で起動して
- Powershell に脳死で
dism.exe /online /enable-feature /featurename:Microsoft-Windows-Subsystem-Linux /all /norestart
と突っ込む。
- 次のコマンドで
dism.exe /online /enable-feature /featurename:VirtualMachinePlatform /all /norestart
を叩く。
- カーネルパッチを当てよう
Windows Subsystem for Linux (WSL) を Windows 10 にインストールする | Microsoft Docs - 最後にPowerShell で
wsl --set-default-version 2
を叩けばおk
因みに、最後のコマンド実行時に BIOS の仮想化が Off になってる場合は指摘されます。
BIOS の設定はマシンによるので、環境ごとにやって下さいな。
尚、ASUS の Intel マザボの場合は、「詳細」「CPU」の中に 「Intel VT」があるのでこいつを有効にしよう。
Ubuntu のインストール…っても Windows ストアで「Ubuntu」って突っ込めば手に入ります。
初回起動時にアカウントとパスワードを登録する。
因みに、初回は以下をお忘れなく
$ sudo apt update $ sudo apt upgrade -y
nodejs と sfdx インストール
なぜ nodejs からだって?sfdx単体でなんて入れたくないからだ
sudo apt install nodejs npm -y
でとりあえず二つをインストール。sudo npm install n -g
でn
というコマンドをインストールする。こいつはパッケージ管理ツールみたいなもんだ。sudo n stable
安定版 nodejs いれませう
$ node --version v14.16.1
- で、インストール後に apt で入れた node は消しとく。
sudo apt purge -y nodejs npm
- npm コマンドをアップデートしよう
npm update npm
sfdx
をインストールして完了。sudo npm install sfdx-cli --global
Java インストール
SFDX の Apex language server には Java を使うので、これもインストールしよう。
Ubuntu でインストールするので、ぺっと
sudo apt install openjdk-11-jdk
因みに JVM の起動時利用メモリは、実装メモリの 33% という扱いです。
メインマシンはメモリ 32G だから特に心配はいらないけど、16G マシンで仮想マシン上 Java だとさらに小さくなるので注意。
Vscode からの接続
VSCode から sfdx 接続するのに、まずは Remote - WSL プラグインをインストールする。
まぁ公式サイトでクリックすればOK
Salesforce Extension pack はこちら。
VSCode で両方インストールするとこんな感じで表示されるので、Ubuntu にインストールしなおせばOK
後は普通に書ける。