技術をかじる猫

適当に気になった技術や言語、思ったこと考えた事など。

ぶっちゃけ会計のことがまったくわかりません(6)

  • 概要
  • 内容
    • 「経営改善」のための分析テクニックを知ろう
    • 色々な種類がある「収益性分析」
    • 会社の安全性の指標「自己資本比率
    • 金銭的なゆとり「フリーキャッシュフロー
    • ROE」は3つに因数分解できる
    • どこまで育つ?「会社の成長性」を調べてみよう
  • 所感

概要

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コレの続き、第4章。

内容

「経営改善」のための分析テクニックを知ろう

管理会計は「財務会計」の様な体系のあるものではなく、過去様々な人々が生み出したテクニックの相称。
主に以下の様なものがある

主に知るべきが財務分析で、主に5つがある

  • 収益性
  • 安全性
  • 成長性
  • 生産性
  • 効率性
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ぶっちゃけ会計のことがまったくわかりません(5)

  • 概要
  • 簿記の基本
    • 「借方」「貸方」ってなに?
    • 「借方」「貸方」は常に同額
    • 「勘定科目」には定位置がある
    • よく使う仕訳は「10パターン」だけ
    • 試算表を経て財務諸表になる
    • 簿記の資格では何をを勉強する?
  • 所感

概要

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コレの続き、第3章。

簿記の基本

「借方」「貸方」ってなに?

複式簿記が生まれたイタリアでは、銀行の慣習として下記の様に記載した。

  • 帳簿の左側には、銀行から借りた人とその金額
  • 帳簿の右側には、銀行にお金を貸してくれた人と金額

左が借方(Debit)で、右が貸方(Credit)。

「借方」「貸方」は常に同額

銀行から 100 万借りたとすると、仕分けにはこんな感じで記録する

  • 借方: 現金100万
  • 貸方: 借入金100万

複式簿記なので、事象と、現状を分離して記録している。
そしてどんな名目のお金なのかのラベルを「勘定科目」、ラベル付けを「仕訳」。

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ぶっちゃけ会計のことがまったくわかりません(4)

  • 概要
  • 知識ゼロでもサクッと決算書を読めるようになろう(3)
    • 黒字倒産はなぜおきる?
    • C/S は「3つに分解」すれば読める
    • CF からわかる「6つの物語」
    • 財務と税務の決定的な違いって?
    • 本物の決算書を見てみよう
  • 所感

概要

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コレの続き、今度はキャッシュフローと、決算書の見どころ等。

知識ゼロでもサクッと決算書を読めるようになろう(3)

黒字倒産はなぜおきる?

会計に「発生主義」が導入されたことで、「利益」と「現金」にずれが発生してしまうため。

  • 売掛金 500 万(未回収)でも 500 万の黒字計上にはなる…しかし現金ではない。
  • 高額なPCを買ったが、現金 50 万は消えたものの、償却資産なので初年度は 10 万か買った扱い、全額計上できない…
  • 過剰在庫を抱えてるけど、「資産」だから赤字が見えない…

等、実際の利益と現金に差が出て、現金がショートする場合がある。

このような状況を防ぐために C/S (キャッシュフロー計算書、平たく言えば資金繰り計算書)も必要になってきた。

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ぶっちゃけ会計のことがまったくわかりません(3)

  • 概要
  • 知識ゼロでもサクッと決算書を読めるようになろう(2)
    • 企業の「体質」が見えるバランスシート
    • なぜ?左右がバランスする理由
    • 「資産」の中身を見てみよう
    • 「負債」と「純資産」を見てみよう
    • 株主や資本家は運命共同体
    • 債務超過」ってどういう状態?
    • ニュースでたまに見る「のれん」ってなに?
  • 所感

概要

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コレの続き、今度はB/S*1

知識ゼロでもサクッと決算書を読めるようになろう(2)

今回はバランシートに関する内容。

企業の「体質」が見えるバランスシート

左右で「資産:負債+純資産」を表示し、合計値が同じになる。

  • 資産
    会社が保有する資産の総額と、内訳がざっくり分かる資料。
    種類を勘定科目(現金、商品、建物等)で表す。
  • 負債/純資産
    • 負債: 社外から借りている資産
    • 純資産: 返済不要な会社の持ち物

B/S には会社の体質が出る…人間の体質改善が即座に出ない様に、会社も劇的に変わることが中々ない部分。

*1:バランスシート

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ぶっちゃけ会計のことがまったくわかりません(2)

  • 概要
  • 知識ゼロでもサクッと決算書を読めるようになろう(1)
    • P/L と B/S は「フローとストック」の関係
    • 「記録」の大きな流れを見てみよう
    • 「決算書」にもいろんな形がある
    • 会計の大前提となる3つの「公準
    • 「5つの利益」を知ろう
    • ビジネスにとっての「優先順位」が読み解くヒント
    • 「売上に対する利益」は業種によってバラバラ
  • 所感

概要

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コレの続き、第二章。

知識ゼロでもサクッと決算書を読めるようになろう(1)

今回は P/L (損益計算書)の周りまで。

P/L と B/S は「フローとストック」の関係

財務会計は、1年間のお金の出入りを集計したもの。
財務諸表の基本は P/L*1 と B/S*2 で、C/S*3 は後発。

  • P/L は 収益=利益+費用 の流れ*4を追うもの。
  • B/S はこのうちの利益の下流で、去年までの 利益合計+今年の利益 等、会社に溜まった資産*5を計測したもの。
  • C/S は手元にどれくらいのお金があるのか、キャッシュが1年間でどれだけ増減したかをまとめた資料。営業キャッシュフロー、投資キャッシュフロー、財務活動キャッシュフローなどがある。

P/L と B/S はセットで見る必要がある。

*1:Profit and Loss statement: 損益計算書

*2:Balance Sheet: 貸借対照表

*3:Cash-flow Statement: キャッシュフロー計算書

*4:フロー

*5:ストック

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ぶっちゃけ会計のことがまったくわかりません(1)

  • 書籍
  • 会計ってなんですか?ザックリ!会計の「全体像」をつかむ
    • そもそも「会計」ってよくわからん!
    • 何のために会計があるのか?
    • 外向きと内向きの会計
    • 税務会計」は財務会計をベースにつくられている
    • 単式簿記VS複式簿記
    • 現金主義VS発生主義
    • 鉄道事業空生まれた「減価償却」の概念
    • 簿記と会計の違い
    • 財務とファイナンスはややこしい
    • 税理士と公認会計士のちがいって?
    • IFRS でバラバラの系系基準を統一しよう
    • 会社には「会計」にまつわるいろんな部署がある
  • まとめ

書籍

今回からコレを読んで要約していく。
尚、要約は章/節単位(だって専門用語を説明なしで要約に出してもどうしようもねーですもん)。

会計ってなんですか?ザックリ!会計の「全体像」をつかむ

第一章の各説をざっくりまとめていく。

そもそも「会計」ってよくわからん!

会計は会(集める)計(数える)という意味。
何を集めて数えるかというのが「お金の出入りの記録」。
寄って「会計=お金の出入りを見える化すること」。
なので、家計も一種の会計。

何のために会計があるのか?

  • 社外向けの会計
    株主、投資家、銀行、税務署、取引先向けの報告。どの様に金を使っているかの報告。
  • 社内向けの会計
    経営層、財務、経理向けに、会社分析・運用計画のための報告

外向きと内向きの会計

  • 財務会計: 社外向け会計
    ざっくりいえば、決算書を作って外部に報告するやつ。
    記述内容には統一のルールがあ。
    財務の中心的な物に財務三表というのがある。
  • 管理会計: 社内向け会計
    社内向けに、経営改善の分析なので、集計するものも主計方法も各社ご自由に…
    実データ分析。

*1:Profit and Loss Statement

*2:Balance Sheet

*3:Cash-flow Statement

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ビジネスダッシュボード 設計・実装ガイドブック(8)

運用・レビュー・サポート

  • 運用・レビュー・サポート
    • 所感
    • 構築が終わってからが本番
    • レビュー
    • サポート
    • 改善・メンテナンス

所感

レビューに関しては、ダッシュボードにフォーカスしているが、製品開発でも同様の事が言えそうに思います。
その意味ではレビューのパターンは覚えておいて損はないかと…

データサイエンス好きとしては、改善・メンテナンス周りのユーザの利用履歴、操作履歴などにもっと細かいテクニックが欲しかったwww

構築が終わってからが本番

  1. レビュー
    レビューの時期、観点、レビュアーは目的によって異なる。
    その種類や内容について考える。
  2. サポート
    ユーザ向け説明会などユーザサポートについて考える。
  3. 改善・メンテナンス
    定期的に利用状況のモニタリングを行い、必要に応じて改善する。
    改善やメンテナンスについて考える。

を行うフェーズ。

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