ぶっちゃけ会計のことがまったくわかりません(6)
ぶっちゃけ会計のことがまったくわかりません(5)
- 概要
- 簿記の基本
- 「借方」「貸方」ってなに?
- 「借方」「貸方」は常に同額
- 「勘定科目」には定位置がある
- よく使う仕訳は「10パターン」だけ
- 試算表を経て財務諸表になる
- 簿記の資格では何をを勉強する?
- 所感
概要
コレの続き、第3章。
簿記の基本
「借方」「貸方」ってなに?
複式簿記が生まれたイタリアでは、銀行の慣習として下記の様に記載した。
- 帳簿の左側には、銀行から借りた人とその金額
- 帳簿の右側には、銀行にお金を貸してくれた人と金額
左が借方(Debit)で、右が貸方(Credit)。
「借方」「貸方」は常に同額
銀行から 100 万借りたとすると、仕分けにはこんな感じで記録する
- 借方: 現金100万
- 貸方: 借入金100万
複式簿記なので、事象と、現状を分離して記録している。
そしてどんな名目のお金なのかのラベルを「勘定科目」、ラベル付けを「仕訳」。
ぶっちゃけ会計のことがまったくわかりません(4)
- 概要
- 知識ゼロでもサクッと決算書を読めるようになろう(3)
- 黒字倒産はなぜおきる?
- C/S は「3つに分解」すれば読める
- CF からわかる「6つの物語」
- 財務と税務の決定的な違いって?
- 本物の決算書を見てみよう
- 所感
概要
コレの続き、今度はキャッシュフローと、決算書の見どころ等。
知識ゼロでもサクッと決算書を読めるようになろう(3)
黒字倒産はなぜおきる?
会計に「発生主義」が導入されたことで、「利益」と「現金」にずれが発生してしまうため。
- 売掛金 500 万(未回収)でも 500 万の黒字計上にはなる…しかし現金ではない。
- 高額なPCを買ったが、現金 50 万は消えたものの、償却資産なので初年度は 10 万か買った扱い、全額計上できない…
- 過剰在庫を抱えてるけど、「資産」だから赤字が見えない…
等、実際の利益と現金に差が出て、現金がショートする場合がある。
このような状況を防ぐために C/S (キャッシュフロー計算書、平たく言えば資金繰り計算書)も必要になってきた。
続きを読むぶっちゃけ会計のことがまったくわかりません(3)
- 概要
- 知識ゼロでもサクッと決算書を読めるようになろう(2)
- 所感
概要
コレの続き、今度はB/S*1。
知識ゼロでもサクッと決算書を読めるようになろう(2)
今回はバランシートに関する内容。
企業の「体質」が見えるバランスシート
左右で「資産:負債+純資産」を表示し、合計値が同じになる。
- 資産
会社が保有する資産の総額と、内訳がざっくり分かる資料。
種類を勘定科目(現金、商品、建物等)で表す。 - 負債/純資産
- 負債: 社外から借りている資産
- 純資産: 返済不要な会社の持ち物
B/S には会社の体質が出る…人間の体質改善が即座に出ない様に、会社も劇的に変わることが中々ない部分。
*1:バランスシート
ぶっちゃけ会計のことがまったくわかりません(2)
- 概要
- 知識ゼロでもサクッと決算書を読めるようになろう(1)
- P/L と B/S は「フローとストック」の関係
- 「記録」の大きな流れを見てみよう
- 「決算書」にもいろんな形がある
- 会計の大前提となる3つの「公準」
- 「5つの利益」を知ろう
- ビジネスにとっての「優先順位」が読み解くヒント
- 「売上に対する利益」は業種によってバラバラ
- 所感
概要
コレの続き、第二章。
知識ゼロでもサクッと決算書を読めるようになろう(1)
今回は P/L (損益計算書)の周りまで。
P/L と B/S は「フローとストック」の関係
財務会計は、1年間のお金の出入りを集計したもの。
財務諸表の基本は P/L*1 と B/S*2 で、C/S*3 は後発。
- P/L は 収益=利益+費用 の流れ*4を追うもの。
- B/S はこのうちの利益の下流で、去年までの 利益合計+今年の利益 等、会社に溜まった資産*5を計測したもの。
- C/S は手元にどれくらいのお金があるのか、キャッシュが1年間でどれだけ増減したかをまとめた資料。営業キャッシュフロー、投資キャッシュフロー、財務活動キャッシュフローなどがある。
P/L と B/S はセットで見る必要がある。
続きを読むぶっちゃけ会計のことがまったくわかりません(1)
- 書籍
- 会計ってなんですか?ザックリ!会計の「全体像」をつかむ
- まとめ
書籍
今回からコレを読んで要約していく。
尚、要約は章/節単位(だって専門用語を説明なしで要約に出してもどうしようもねーですもん)。
会計ってなんですか?ザックリ!会計の「全体像」をつかむ
第一章の各説をざっくりまとめていく。
そもそも「会計」ってよくわからん!
会計は会(集める)計(数える)という意味。
何を集めて数えるかというのが「お金の出入りの記録」。
寄って「会計=お金の出入りを見える化すること」。
なので、家計も一種の会計。
何のために会計があるのか?
- 社外向けの会計
株主、投資家、銀行、税務署、取引先向けの報告。どの様に金を使っているかの報告。 - 社内向けの会計
経営層、財務、経理向けに、会社分析・運用計画のための報告
外向きと内向きの会計
- 財務会計: 社外向け会計
ざっくりいえば、決算書を作って外部に報告するやつ。
記述内容には統一のルールがあ。
財務の中心的な物に財務三表というのがある。 - 管理会計: 社内向け会計
社内向けに、経営改善の分析なので、集計するものも主計方法も各社ご自由に…
実データ分析。
ビジネスダッシュボード 設計・実装ガイドブック(8)
運用・レビュー・サポート
- 運用・レビュー・サポート
- 所感
- 構築が終わってからが本番
- レビュー
- サポート
- 改善・メンテナンス
所感
レビューに関しては、ダッシュボードにフォーカスしているが、製品開発でも同様の事が言えそうに思います。
その意味ではレビューのパターンは覚えておいて損はないかと…
データサイエンス好きとしては、改善・メンテナンス周りのユーザの利用履歴、操作履歴などにもっと細かいテクニックが欲しかったwww
構築が終わってからが本番
- レビュー
レビューの時期、観点、レビュアーは目的によって異なる。
その種類や内容について考える。 - サポート
ユーザ向け説明会などユーザサポートについて考える。 - 改善・メンテナンス
定期的に利用状況のモニタリングを行い、必要に応じて改善する。
改善やメンテナンスについて考える。
を行うフェーズ。
続きを読む